好きについて
お疲れ様です。
いきなり余談ですがスガシカオの愛についてってなんかもうタイトルだけで名曲やと思って実際聴いたら案の定クソど名曲やったみたいなとこありますよね。１番最初の「たーだーひとーつ」のとこでもうあーやばいわこれみたいな。
よく飲み会やらなんやらで、誰々となら付き合えるうんちゃらみたいな話をする時にね、ポイント制で話してる人いるじゃないですか、１番わかりやすいのは容姿なんですけど、自分の思ってる基準より可愛いから付き合えるみたいな。あれちょっと違うんじゃないかと思うんですよ。いや違うというか、結局どっちのベクトルの話をしてるんだろうって迷う時があるんです。
例えばね、ある日仕事帰りに近所のコンビニ寄ってからあげくん買ってさあ家に帰って食べようかなと思って車に乗り込もうとした時に、空からなんか謎の物体が降りてきて中から音楽星人がやってくるとするじゃないですか。
音楽星人は当然音楽星からやってきてるわけなんですけど、その星が地球よりめっちゃ高度な文明を持ってるわけです。それでもう地球なんか一瞬で破壊しちゃう兵器をまさに持ってきてるわけですよ。
その音楽星人があなたに向かって、「この星はもう存在意義がないからこれから滅ぼそうと思う。ただ、良い音楽を持っている文明は残しておく価値がある。試しに何か１曲聴かせてみせよ」って言ってくるとしますよね。
その時、何を聴かせますか？と。あなたの選曲であなたの友人や家族やみんなが死んでしまうかもしれないという時に、何を聴かせるのかと。
これ僕ほんとにもしその時がいつ来てもいいようにここ最近ずっと考えてるんですけど、やっぱり考えて行くと最終的にはMr.Childrenのヒーローかなと。なんならもうイントロのテテテテテーーンテレレレテンレレテレレレテンレレの時点で見逃してくれるんじゃねーかと思うわけです。
じゃあね、僕がMr.Childrenのヒーローをめっちゃ好きかというと、そうでもないというかむしろ普段ほとんど聴かないんですね、じゃあ何を聴いてるねんっていうと、クリープハイプばっかり聴いてるんですよ。疲れてる時とかは音量めっちゃ上げて百八円の恋を流してるとなんか落ち着いてくるんで、車の中で自分がどれくらいの音量で百八円の恋を聴きたいかでその日の疲れがわかるというかまぁそんな感じです。
じゃあお前音楽星人にも百八円の恋を聴かせればいいじゃんというとやっぱりそこでは選ばない。クリープハイプに地球の命運は任せられないってのはわかってるんです。でもやっぱり僕が聴きたいのはMr.Childrenじゃなくてクリープハイプやなと。
これね、結局Mr.Childrenのヒーローってのはもう言うなればめっちゃ綺麗な球体なんですよ。そして僕はというと、そらもういびつでボッコボコなわけじゃないですか。そのボッコボコに百八円の恋をはめるとなんとなくぴたりとハマってそうな感じがするんですよ、これずっとMr.Childrenのヒーロー聴いてたら、どっかのタイミングでもうそんなんはええわ！ってなっちゃうと思うんです。
飲み会の件で言うと、Mr.Childrenのヒーローの話なのかクリープハイプの百八円の恋の話なのかどっちの話をしてるんだろうっていう時があるんです。みんなでMr.Childrenのヒーローを決めようってのなら良いんです。ただ、クリープハイプの話をしてる時にMr.Childrenの話をする人いるじゃないですか。なんか好きなタイプっていう時に新垣結衣っていうのを聴いて、Mr.Childrenが良い曲作るのはもう知ってるけどそういう話じゃなくてお前の中のクリープハイプはどんな人やねんって言いたくなる時があってその時にどう言うかというとこんな話をしても伝わらないのでただ口を塞いでいるだけなんですが、結局好きってのは自分にとってのクリープハイプを見つけることなんじゃないかなーと思う今日この頃です。
以上です。
よろしくお願いします。
