或るレールを渡る

そして通り過ぎて行く

C#でAzureのTranslatorTextAPIを試してみた

前回の記事です。

yuchame.hatenablog.com

前回はML.netの二項分類のチュートリアルを動かしてみました。
その時の問題点として、日本語が認識できていないというものがありました。
というわけで今回は、前回のソースを使用して日本語で検索できるようにカスタマイズしてみます。
処理の流れとしては、日本語で入力する→翻訳APIにかけて英文を取得→取得した英文を使って分類→結果を取得。というものでいこうと思います。
翻訳にはAzureのTranslatorTextAPIを使用することにしました。
実装には下記の記事を読ませていただきました。
phst.hateblo.jp

Azureアカウントを取得する

下記のページからAzureアカウントを取得できます。

azure.microsoft.com 「無料で始める」からアカウント登録を行います。
その際、マイクロソフトアカウントも必要になるので持ってない場合はついでに作成しましょう。

Translator Text APIを有効にする

Azureアカウントを登録したらログインします。
すべてのリソース→追加→検索に「Translator Text」を入力して検索→作成をします。

その後、作成のための入力をします。
名前→任意の名前
サブスクリプション→無料試用版
価格→F0(無料のやつを指定)
リソース→リソースを作成して設定(下に作成するためのリンクがある)
これでAPIにつなぐためのキーを取得できます。

あとはソース作成

ここまできたら後はソースを作成するのみです。
githubにソースをあげてみました。
Translatorクラスで翻訳をしています。
OcpApimSubscriptionKeyに今回取得したキー(1と2がありますが1で良いです)を設定すると翻訳ができます。

github.com