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【読書】ジーヴスの事件簿-才智縦横の巻

 お疲れ様です。

 

ジーヴズの事件簿―才智縦横の巻 (文春文庫)

ジーヴズの事件簿―才智縦横の巻 (文春文庫)

 

20世紀初頭のロンドン。気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介事が盛りだくさん。親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。だがバーティには嫌味なほど優秀な執事がついていた。どんな難題もそつなく解決する彼の名は、ジーヴス!世界的ユーモア小説の傑作選。

本屋で何か面白そうな本ないかなーと物色していたら発見。

全く知らなかったのですが表紙に興味を惹かれて買いました。

初版は2011年なので月日は経っていますが、平積みにされてたんですよね。

なぜだろうと思っていたのですが、どうやら皇后陛下がこの本についてお話をされたそうですね。

www.kokusho.co.jp

 

この話については正直全く知らなかったのですが、これを読んでおけばいつ園遊会の招待状が届いても良さそうです。

「事件簿」とありますが、いわゆる探偵ものとは毛色が異なり、青年バーティの身に起こる厄介事を執事のジーヴスが上手く良い方向へ導いてくれるといったお話です。

バーティが望む方向へいくために助言をするのですが、バーティを助けると同時に、実は裏で別のことと繋がっていて結局一番得をしているのはジーヴスという(笑)。

 

これを読んでいると、この前買ったスイッチ用ソフト「WORK×WORK」をなんとなく思い出しました。

WORK×WORK (ワークワーク) - Switch

WORK×WORK (ワークワーク) - Switch

 

 

 このゲームも、頭の悪い?王子を上手くダンジョン攻略に導くといったものなのですが、こういう頭の切れる裏方の活躍って見てて面白いですよね。

短編集になっていて、上記サイトを見てもかなりたくさんのシリーズが出ていることがわかります。

ちなみにこの文庫版でも、もう1つ別のが出ております。 

ジーヴズの事件簿―大胆不敵の巻 (文春文庫)

ジーヴズの事件簿―大胆不敵の巻 (文春文庫)

 

 こちらについても一緒に購入したので、次はこれを読んでみようと思います。

 

以上です。

よろしくお願いします。